次世代のSNS“Google+”のビジネスにおける‘活用性’と‘可能性’

2011/8/23 Tuesday
アカウント・エグゼクティブ 森島 みなみ
Google独自のSNS、Google+(グーグル プラス)がリリースされてから1ヶ月半が過ぎた。招待制ソーシャルサービスにも関わらず、ユーザー数はすでに約2500万人と出だしは好調だ。ちなみにSNS世界最大級のFacebook(フェイスブック)は、このユーザー数を獲得するのに3年を費やしている。

この勢いを受け、一部メディアでは1年後に米国第2位のソーシャルメディアになるとの予測まで出ているGoogle+。私も招待を受けて実際に利用しているが、正直に言うと趣味関連のコミュニティやファンページを設けているmixi(ミクシィ)やFacebookに比べると、“楽しめる”要素が少なく、今のところ前述のSNSより使用頻度が低いのが実状だ。

しかしながら、Google+初心者である私が感じた利点が一つある。
それは公私の使い分けが優れていること。以前にこのコラムで「Facebookは公私の使い分けが優れたメディアだ」と書いたことがあるが、現在では“Google+”の方がより優れていると感じている。

その最大の理由はGoogle+では“サークル”と呼ばれるシステムにより、グループ分けができるという点である。情報公開の選別はFacebookにもある機能だが、友人、同僚、仕事関係者、家族など登録するユーザーをより細分化でき、どのサークルに誰を入れるかは自分自身にしか分からない。実生活同様に、遊び友達のサークル、仕事のサークル、家族のサークルとフィードを複数に分けることができるだけでなく、Google+ Hangoutsを使えば、サークル内のメンバーと無料のグループビデオチャットも可能だ。東日本大震災後、自宅作業の機会が増えた企業にとっても社員間のコミュニケーションに有効なツールだろう。
Facebookではできなかった『情報を共有したい人とだけ共有する』ことが、Google+では個人であれグループであれ情報を共有したい人を選べ、情報をアップロードすることがナント可能なのである。

2011年6月28日(日本時間)に産声を上げてから約1ヶ月で2500万人の心を掴んだGoogle+。匿名性でないと難しいといわれていた日本のSNS事情のなか、ようやくFacebookがビジネスシーンでも一般的に活用され始めたが、果たしてGoogle+はわれわれ日本人の心を掴むことができるのか?
今後、Google+の動向から目が離せない。