素人からクリエイターになる方法

2011/6/06 Monday
アカウントエグゼクティブ 宮本亮
作品投稿サイトが好調だ。動画共有サイトのニコニコ動画は3期連続の黒字となり、またイラスト投稿サイトPIXIVも引き続き多くの投稿を集めている。インターネットの出現は、従来その創作活動を公に発表できなかったユーザーや、創作活動の面白さに気付いていなかったユーザーに、自己表現する事や作品をクリエイトする事の楽しさを再認識させている。

趣味で作品を制作する一般の人たちが増えるにつれて、制作の現場でも「趣味クリエイター」に対する認識が変化してきている。一定レベルの実力をもったユーザーが多いことを受け、これまでの「素人」という見解から「プロアマ」のような存在へと格上げされたのだ。

例えば、WEB業界各社では少しでも気になった人がいたら連絡を取り合って関係を作っておく事が日常的になりつつある。また、WEB関連の企業・代理店のいくつかでは、既に一定レベルの実力を持っているユーザーに対して、インセンティブを設け制作の手助けをしてもらう事を積極的に行っている。例を挙げると、nanapiC-teamといったサイト。NAVERなども一般ユーザーにインセンティブを支払う事で、サイト価値を高めている。
今までもアフィリエイトやSEO対策のために大量な記事制作を一般のユーザーの助けを得て、制作する会社はあった。しかし、紹介した各サイトでは量ではなく質を伴った文章、イラスト、動画、WEB技術などを「趣味クリエイター」に求めるようになった事が特徴である。

時代は、優れた作品を製作すればどのような人でも関心を得られるようになっている。ユーザー自身、「得する何かを求めて」行動を行っている中で、多くの人に作品を見てもらえる機会があり、インセンティブも貰う事が出来るお仕事依頼はもっと普及する可能性がある。これまでは業界に入らないと関わることができなかった仕事に一般の人でも携わることが出来るようになった。ネットでの自由な交流が進んでいる今、作品を作りつづけ腕を磨いていればクリエイターになるチャンスはいつでも広がっている。