深夜アニメのひ・み・つ

2011/5/20 Friday
アカウント・エグゼクティブ 山角 俊介
一日の仕事を終えて、家に帰る。ご飯を食べて、お風呂に入って、気付けば日付が変わっている。何か面白い番組はやっていないかと思い、テレビを点けたらアニメが放送されていた、そんな経験をした人は少なくないだろう。我々が目にしたアニメは、所謂、深夜アニメと呼ばれるものだ。今回は、その深夜アニメにスポットを当て、ヒットの本質に迫ろうと思う。

深夜アニメの特徴は、テレビ番組には珍しく、視聴率に左右されないことである。何故なら深夜アニメがテレビ局を含む複数の企業の出資により制作され、その作品の売上げが分配されるためだ。では、深夜アニメのバロメーターは何か。それは、アニメのブルーレイの売上げである。ブルーレイには、2?3話が収録され、1枚当たり5,000円?7,000円。最低でも10?12話あり、コンプリートするには、5?6枚を買う必要がある。よって、一人あたま約3万円の売上げが得られる。ヒットのボーダーラインは、一概には言えないが、大体1万枚売れれば、間違いなくヒットといえるようだ。

深夜アニメには、昨今のドラマやバラエティ番組でたまに見受けられる、ただ著名な人を起用しただけのような、“視聴率を意識した”番組作りは通用しない。必要なのは、ただ単純に“オモシロい”番組を作ることである。そして、モノづくりにはこういう姿勢がとても大切であり、それこそがヒットの秘訣だと考える。 私が今注目しているテレビ番組は、“マルモのおきて”。決して豪華な俳優が出ている訳ではないが、ストーリーや出演者の演技が高く評価され、Twitterやブログをはじめ、早くも話題沸騰の気配をみせている。ちなみに、裏番組は、豪華俳優陣揃いかつ広告・宣伝費もすごい“JIN -仁-”。個人的には、実力勝負で大ヒットを狙う“マルモのおきて”を応援したい。